あ と が き
当サイトのバナーを作成して下さいました芙龍紫月様へ、お礼代わりに捧げたものです。「捧げた」と言うよりも、「押し付けた」と言ったほうが正解です(笑)。
この話は、うちでは初めての現代ED後の泰継×花梨作品になります。京を舞台にすると、うちの天然泰継さんは、どうも落ち込みモードに入ってカッコ良くならないみたいなので、じゃあ現代ではどうなのだろうと思って書いてみました。カッコ良くなっているかは謎ですが……。
泰継さんは泰明さんと違って京では天涯孤独な人だったので、現代に連れて帰って来ても、花梨ちゃんはあかねちゃんほど、彼に自分の世界を捨てさせてしまったことを気にしないかなと思っていました。なので、ちょっと意外でした。花梨ちゃんは、どうやら泰継さんが自然から気を得ていた人であるという点を気にしているみたいです。現代は自然が少ないから、人になったとしても、彼にとっては生きにくい世界なのではと思っているのですね。花梨ちゃんが行くところなら、泰継さんは何処へでもついて行くんですけどね。
この話で使っている設定は、「遙か2」を初めてプレイした時、泰継さんが泰明さんの話をするのを聞いて考えた設定です。非常にありがちなのですが、凝っていない素直な設定なので、敢えて使いました。簡単で分かり易いかなと。
この設定で、現代に帰還した後のW泰とW神子、そして「遙か」の現代組の話を書いてみるのも面白いかもしれませんね。泰継さんが花梨ちゃんより一ヶ月早くこちらに着いた訳も、実は設定があります。珍しくシリアスな話です。これもありがちかもしれないのですが、機会があれば書いてみたいですね。
最後になりましたが、芙龍さん、素敵なバナーの使用を快諾頂きましてありがとうございました。こんな物で申し訳ないのですが、私の感謝の気持ちです。ご査収下さいませ。
そして読んで下さった皆様、ありがとうございました!