あ と が き
第四章前半の物忌みを題材にしたお話です。
初めて「遙か2」をプレイした時、泰継さん狙いでプレイしていたため、物忌みには毎回泰継さんを指名していました。そして大切な恋第三段階を済ませて迎えた第四章前半の物忌み。50のお題の「思い出」のあとがきに書いた通り、火属性神子でプレイしていた私は、物忌みが第四章が始まって三日目だと知り、明王の課題を放り出して二日目に泰継さんを連れて逢坂山に向かい、苦手な蹴鞠演技でロードしまくりながら、なんとか泰継さんの好きな石蕗を入手しました。ところが翌朝、泰継さんの笑顔を見て喜んだのも束の間、「八葉の務めが終わったらどうするんですか?」の質問に対する彼の答えがあれで……。「恋愛イベント進行中なのに、継さん、冷たすぎ」と思ったものです(^^;
そこで、「彼がそう答えた理由は何だ」と考えて作ってみたのがこのお話と、これの対になる泰継さんサイドのお話でした。(冷たい泰継さんが受け入れられず、話を捏造したとも言う(笑)。ちなみに、うちの花梨ちゃんは私と同じく火属性神子の設定なのですが、ここでは話の都合上、物忌みは三日目ではなく四日目という設定になっています。)
花梨ちゃんは前向きなので、「なんとしても泰継さんを人にするぞ!」と決意したようです。当初の予定と全く違う展開だったりするのですが……(^^; それにひきかえ泰継さんは……。泰継さんサイドのお話は、お題「嘘」になる予定です。
また、このお話の続き、花梨ちゃんが安倍家の当主に会う話も、お題「理由」として書く予定です。
読んで下さった皆様、ありがとうございました!