あ と が き
ゲームで千代が梓に語っていた九段さんと千代の幼い日の思い出話を、九段×梓で再現してみたくて作ったお話です。但し、この話で病床にあるのは梓ではなく九段さんです。九段さんは思った事を素直に口にするので、梓への想いも頻繁に口にしているイメージがあるのですが、逆に梓の方は意外と恥ずかしがり屋で、なかなか自分の想いを言葉にして伝えられないんじゃないか――そう思い、梓に普段あまり口にしない自らの想いを折り鶴に託して病床の九段さんに伝えてもらうことにしました。
書いている間に、梓サイドと九段サイドに分けた方が良さそうだと思い始めたので、こちらは梓サイドの話として書いています。なので、九段さんは最初から最後まで眠ったままです(笑)。
読んで下さった皆様、ありがとうございました!