あ と が き
「初めての味」を書いていた時、ケーキを食べるのなら紅茶を飲むのかなと思い、途中で梓に紅茶を用意してもらうという流れで話を作っていました。でも、書いているうちに色々と盛り込み過ぎて、あまりに冗長になり過ぎたので、飲み物に関する部分をカットして、別途SSとして書くことにしました。それがこのお話です。予定ではもう少し短い話だったのですが、毎度のことながらのびてしまいました……(^^;
千代の「二人で楽しめない」という発言は「初めての味」でカットしたセリフなのですが、恋愛初心者の九段さんは、きっと恋人が好きな物を自分も好きになりたいと考えるだろうと思い、それを中心に話を組み立て直してみました。まだまだ時間がかかりそうですが、九段さんにも珈琲が美味しく飲める日が来るといいですね。
読んで下さった皆様、ありがとうございました!